!!!
その日、同じ会社で働いてる方から、こう言われた。
「実は4月末から、二週間ほど休むので、その間、ちょっとお願いしたいことが・・・」
ほいほい!と仕事を引き受けた。
で「どっか行かれるんですか?」
「いや、ちょっと入院するんで」
「大変ですね。入院ですか」
「うん。手術するの」
「へぇ~手術。どんな病気なんです?」
「いや、首の後ろの脊髄の部分に軟骨が硬くなって・・・」
ビビった!
「それって・・・こうじゅう・・・」
「そそ、後縦靱帯骨化症って言って・・・その手術をするんで・・・」
驚いた!ひょえー!
「え?しゅ、手術、するんですか?え?え?に、にしゅうかん??」
「うん。二週間」
「は?に、にしゅう・・・かんで・・・治る・・・え?出勤できるんですか?」
「うん。入院は10日くらいで、4,5日は自宅療養で」
「はぁ~・・・そ、そんなも、、もんで・・・え?もしかして・・・」
そうである。この方も透析で、私と同じ病院なのだ。
「うん。あの病院。実は1月末から右小指がしびれてね・・・」
驚いた。ホント。
ずっと同じ職場だったのに、まぁチームが違うとはいえ、同じ職場なのに、ちっとも気づかなかった。
言われてみれば3月30日の日曜出勤の日、力仕事はしてなかったな。
全然、痛がってる様子もなく、、ホント、わからんものだ。
痛みってホント 「本人が口に出さないと、しかも、痛がらないと」
他人には伝わらないものだ。ビックリした。
いやいや、それ以上に
なんだ!後縦靱帯骨化症って、今は二週間で治るものなのか!
おいおい、たしかネットでは
引用 3. この病気はどのような人に多いのですか国内の一般外来を受診する成人の頚椎側面単純レ線写真からの調査では、1.5%から5.1%平均3%の発見頻度があります。
おいおい、うちの会社に至っては「これ5%って比率ぢゃねーぞ!」である。
もともと福祉の職場だから、男性の数はかなり少ない。その二人が(いや、オレは違うけどね)後縦靱帯骨化症だなんて!どんな比率やねん!
つーか、ネットの闘病記とか見ても、えらく「大変そう」だが、
なんだ!その二週間ってのは。
おいおい、そーいや闘病記とかホームページでみると、えらく大変で、手術後もかなりリハビリとか苦労とか書いてあるけど・・・
なんなんだ?二週間って、手軽さは
そういやそういうサイト、制作日がほとんど2003年とか4年とかだが
たった3年くらいで、こんだけ医療は発達するのか?
そういや2004年辺りを境に、そういった「闘病記」って、新しい奴ないなぁ~と思ってたが、もしかして「闘病記」ってまで載せるほど、希有な病気じゃなくなってる!ってこと!?
たった3,4年で!そこまで進むか!医療ってのは!どえりゃー驚いた-!
つーか、オレ、結構、考えてたのに。
この病気で、この会社を去る、最後のその日、僕は、こんなスピーチをして去るのだ。
「みなさん、体を大切にしてください。みなさんが、頑張ってくれるおかげで、僕みたいな、障害者の、未来も・・・」うっ!涙!
ビックリした。驚天動地だ!これはすごいぞ!
あひゃひゃひゃひゃ!
ホントだ、毎日、コツコツと過ごしてきたら、良いこと起きるなぁ。
しかし、ホント、痛さって、表に出ないなぁ~。伝わらんなぁ~。まさか、この人が。
そうか、オレは分かった気になりながら、全然、人を見れてないなぁ~人って複雑だなぁ~。そう思った。
追記
んで、病人が、他人に周りに迷惑をかけまくっても、生きるってのは、どーゆー役割があんだろ?って素朴に思ってた。これまで。いったいなんの役に立つの?と、素朴に。
けど、今回、感じた。
先人の病人の役割って 手術したり、治ったり、そんな人を見ると同じ病気の人も
「大丈夫!オレ」と思える。
病人の役割ってそういうところもあるんだな。と。
しかし、昨日まで深刻に手術をとらえてたけど、今日はもう気が抜けた。人間ってホント、現金な生き物だね。
ってか、オレが げんきん なのか^^;
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