« 言い訳 | トップページ | 立命館大学映像学部 »

2006年9月10日 (日)

時をかける少女

えーっと見に行ってましたよ。実は。

あたしのお友達の方々が絶賛してたもんで、これは!と思い、見に行きました。

んで、なにもかも素晴らしい…んでしょうが、一つだけ足りない物が。
それは見てるこっちの…僕の方の感受性^^;これがダメダメなんで、お友達の皆さんのようにキュンキュン鳴りませんでした。


時をかける少女 オリジナル・サウンドトラック

んで、ふと考えると、凄まじくよく練られた脚本なんです。一部の隙もない。全て、答えが描かれてる。雰囲気も大切にされてる。映画としては、脚本としては完璧なんですよね。

それを素直に楽しめれば良いんでしょうが、なんてか、私にはこの映画「時をかける能力を持っちゃった少女」を描く…『彼女っていう唯一無二の存在(キャラクタ)を徹底的に描く!』ってよりかは
「時をかける少女」って映画をリメイクするからには『きちんとした映画を作る!』って方に力点が置かれてる気がして。
絵からは、演出からは、その「ちゃんと映画を作ろう!」って意気込みの方が、より伝わってくるんです。

だから破綻してない。から、非常にすんなり見れる。でも、なんか…素直に感情移入できない、んですよね。主人公に。破綻してないから。


アニメ的な処理・演出(でんぐり返しを繰り返して、天丼を行う、高いところから飛び降りる、観衆に向かってため息をつく)の点も、アニメとして割り切れば良いんでしょうが、ここまで完璧なシナリオで、古典的なアニメ演出をされると、本物のアニメファンでない私にとっては、どうも居心地が悪い。


あと、「彼」と「あいつ」と一緒の時間が好き…そんでもって「彼」を…という部分。
その「あいまいな、少年少女の時代…最後辺りの気持ち」  ・・・それを青春というのかしら?
それがずっと続いていくと、疑う余地もなかったって部分。

その雰囲気は良いなぁ!とは思うんですが

分かち合ってるからこそ「彼」が好き…って部分、気付かない部分、それが日常だからこそ、あえて気づかずに築かれてた部分、、が変化してく!
「永遠に続く」と思っていた時間が「時を超える」力を得て、代わりに終わりを告げていく。大切な物に変化して…って部分が肝だとは思うんですが。

そう展開するためには「彼」があまりにも「一面的な美しさ」で描かれ過ぎてて、見てる私が「彼」を好きになれなかった…ってのがあるんですよ。
まぁ、少年少女の時代は「雰囲気」を分かち合ってて、実は「彼」を好きなんじゃなくて「彼と一緒にいる時間」が好き…=彼のこと、実はなんにも知らない…

ってのが描きたかったのかもしれませんが(だから最後、彼を”知って”自分の中の「好き」っていう気持ちを”知る”)

僕は少女漫画属性ってのを運悪く育てる時期が無かったので、なんとなく不自然に感じてしまうんです。そういう「彼の描き方」って部分が。

多分、ココ辺りの感受性のなさが、この映画を感覚的に受け付けない部分だと思うんですが。
理論として理解はできても、するっと感性にはいってこれない、っていうか^^;


あと、世界観を描くって意味でも、日常を緩やかに描く、ってのは大切なんですが、もう少し「彼女ならでは」…「あなたは違うでしょ」って部分に、多くの比重を置いた方が良かったような。


まぁともあれ、良い映画ではあったんですが、評価はしますが、私には難しい映画でした。
数年後に見直すと、氷解するかもですね。^^;


PS 僕の中での「美少年」は、渚カヲル君だったりします。あれくらい、個性を発散させてくれないと、どうもf^^;

« 言い訳 | トップページ | 立命館大学映像学部 »

「エンタメ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/92347/3391284

この記事へのトラックバック一覧です: 時をかける少女:

« 言い訳 | トップページ | 立命館大学映像学部 »

つぶやきとパシャリ

  • ついったー
  • ふりっかー
    www.flickr.com
    This is a Flickr badge showing public photos and videos from hebonjin. Make your own badge here.

かんげき!

  • かんげき!
    みんなで作るみんなで楽しむ演劇クチコミサイト、演劇ライフ
2016年11月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

最近のトラックバック

無料ブログはココログ